《省エネ住宅》

省エネ住宅の2つの条件

その①:建物本体が省エネの構造であること。

冬は暖房をしても外部に熱が逃げてしまい、外部の冷気が室内に入ってしまう。
夏は冷房をしても冷気が外部に逃げてしまい、外部の熱気が室内に入ってしまう。
このようなエネルギー垂れ流しの状態の家に、省エネ性能の優れた住宅設備を設置しても、省エネ住宅とはなりません。
省エネ住宅であるためには、建物の構造が、内部の熱を逃がさず・外部の熱を進入させない、内部と外部の熱の移動を遮断する構造になっていなければなりません

熱の移動には、①伝導によるもの、②輻射によるもの、③漏気によるものがあり、熱の移動の仕方ごとに遮断の方法は異なります。

〔熱の移動の遮断方法〕
 ①伝導による熱の移動の遮断
  ものを伝わって熱が移動することですから、熱の伝わりやすい材質を使用しないことです。
  熱の伝わりやすいアルミサッシのアルミや一枚ガラスは、外の冷気が伝わりやすく結露してし
  まいますが、熱が伝わりにくい樹脂サッシの樹脂の枠や空気層のあるペアガラスは、結露しま
  せん。
  熱が伝わりにくい断熱材を内部と外部の間に入れること(=断熱)により、熱伝導による熱の移
  動を防げます。

        断熱についての詳細は《断熱》を参照ください

 ②輻射による熱の移動の遮断
  輻射熱を理解いただくために、輻射熱の性質を利用したものを紹介します。
  *チョコレートは銀紙で包まれている…輻射熱でチョコレートが溶けにくくなる。
  *車のフロントに銀色のシートを置く…輻射熱でハンドルや車内が熱くなるのを緩和する。
  *燃焼タイプのストーブに反射板がある…輻射熱が背面に行かないようにしている。

  銀紙や光った金属板が輻射熱を遮断する特徴を利用したものです。
  輻射熱を遮断する遮熱材(銀紙等)を内部と外部の間に入れること(=遮熱)により、輻射によ
  る熱の移動を防げます。

        遮熱についての詳細は《遮熱》を参照ください

 ③漏気による熱の移動の遮断
  漏気とは、隙間から空気が漏れることです。
  隙間のある家で冬に暖房をすると、暖かい空気は軽くなり建物上部の隙間から外部に流れ出
  し、流れ出た空気の分だけ、建物下部の隙間から外部の冷たい空気が室内に入り込む現象
  が発生します。
  この現象により、室内の熱が逃げ・外気の冷気が進入する熱の移動が、エネルギーの垂れ流
  し状態を引き起こすだけでなく、顔は熱いが足元が冷たいと云う不快な上下の温度差も発生さ
  せてしまいます。
  外部と内部の隙間をなくすこと(=気密)により、エネルギーの垂れ流し状態を防ぎ、室内の上
  下の温度差のない足元が暖かい快適な・省エネの家となります。

        気密についての詳細は《気密》を参照ください

その②:エネルギーを必要とする住宅設備が省エネであること。

エネルギーを必要とする暮らしに必要な住宅設備

  • 給湯…ガス湯沸かし機、電気温水器、エコキュート
  • 照明…蛍光灯、白熱灯
  • 調理器…ガスコンロ、IH電磁調理器
  • 冷暖房…ガス・石油ストーブ、ガス・石油ファンヒーター、エアコン、蓄熱暖房機
  • その他家電…冷蔵庫、テレビ、掃除機、ドライヤー等

これら住宅設備は、省エネに関し目覚しい進歩があり、省エネタイプの住宅設備か否かにより、ランニングコストに毎月数千円の差が生じます。
しかし、省エネ性能の優れた住宅設備をつけても、建物の構造が穴の空いたバケツのようにエネルギーの垂れ流し状態では、このランニングコストの差はあとかたもなく消えて判らなくなってしまいます。

当社施工による、省エネ住宅の全光熱費データ

省エネ住宅であることの確認は、ランニングコスト(全光熱費)の金額で簡単に比較・確認できます。
下記のオール電化住宅:全光熱費データは、1年間の電気料金の合計を12ヶ月で割った月平均電気料金です。
オール電化住宅なので、給湯・調理・暖房は全て電気ですからガス・石油の費用はなく、この月平均電気料金=月平均全光熱費となります。

浴室・ローカ・WC・各室はもちろん、建物内全て同じ温度で、冬はどこも暖かく・夏はどこも涼しいガマンをしない暮らし方を条件で、この電気料金(光熱費)となっています。

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